道迷い防止として


 どこの山域もそうだろうが

長く森林帯を歩く四国の山には

道しるべとして立ち木に

テープを巻かれている箇所が多い。


 これは全く善意の行為であり

それ自体を否定はしないが

遭難防止として本当に必要なものは

その様なものでは無いと思う。



 そもそも山に入るという行為は

あくまでも自己責任であり

人の好意に甘えて行うものでは無い。


 やはり地図とコンパスを使いこなすなどの

それぞれの自助努力を基本とすることが

遭難防止に最も必要な装備と考える。