共に生きたものとして

 私の河川敷ジョギングコースに

シャガが咲いていたのには驚いた。

季節もあるがこの町中にも

まさか咲くとは思っていなかった。


 そんな日々気づきがある

日常の風景が何か違って見える。


 何だぁ・・・・・。


 そうか!

あの大きな栴檀の木がないのだ。


 江戸時代から土佐藩では

一里塚としてこの木を植えてきた。

この木もこの地で人と共に生き

土手に深く根を張り、守り

空襲も地震水害も共に耐えてきたはず。



今回震災対策の支障木として

切られたようであるが

もう少し文化に配慮した公共工事を行う

想像力を公務員に期待したい。